そばの散歩道


  
第47回 清水 亀蔵さん

人生最後の食事は、迷わず「そば」。
精神的にも清められそうでしょ

第47回 
清水ミチコさん
(タレント)

清水ミチコ(しみず みちこ)
岐阜県生まれ。ラジオ番組の構成作家を経て、1986年よりライブ活動を開始。87年、「笑っていいとも!」で全国デビュー。現在、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(テレビ東京)、「ミッチャン・インポッシブル」(ニッポン放送」、「DocomoMaking Sense」(J-WAVE)等、レギュラー番組も多数。

小さいときはラーメン 今は、そばが一番

第47回 清水ミチコさん

― 岐阜は高山のご出身。そばもそうですが、ラーメンが有名ですよね。

清水 そうなんですよ。先日も仕事で帰ったときに食べてきました。やっぱりおいしいですね。

― 僕も新聞記者時代に何軒か行きました。「豆天狗」とか。

清水 有名ですよね。私は「まさごそば」にもよく行きます。

― 独特の細い麺でね。

清水 そうそう。縮れ麺の醤油味で、ちょっと小ぶりというのが特徴だと思います。

― では、小さいころから、そばといえばラーメン?

清水 そうです。駅前に来る屋台のラーメンを食べに行くのが、子どもにとって遊びであり、冒険であり……好きでしたね。そばは祖母がよく食べていましたが、「なんでこんなもの食べるのかな」と思っていました。そばのおいしさを知ったのは、東京に来てからです。

― 麺類は何でも好きですか。

清水 ええ、でも今はそばが一番ですね。週に2回は食べています。

― 味でいうと、高山は東と西の中間くらいと言う人もいますが、清水さんのお好みは?

清水 そばは関東系ですね。

― 汁はしょっぱいですからね。

清水 高山は昔から職人の町だったので、塩分が大事だと聞いたことがあります。最近は地方ロケがあるときは、おいしい麺を探して食べ歩くのが楽しみです。東京でも、あの町に行ったらここの店に行こうよって。

― それにしても週2回は多いですよね。

清水 まあ、ダイエットも兼ねてなんですけどね。あと、次に仕事があるときはそばがいいですね。集中力が高まるような気がするんです。

― 僕はそば屋に行くと、冷たいのと温かいの、両方頼んでしまうんです。

清水 贅沢〜。わたしもいつも迷って両方注文しようと思うんですけど、やっぱり女なんでね。

― 女性にとってそば屋は入りにくいですか。

清水 男性の方が似合うような気がします。そばを打ちたいという欲望も女性にはあまりないですよね。そば職人は痩せているという説もあったり。

― なるほど。よく人生最後に食べたいものはという質問がありますが、清水さんは?

清水 もちろん、そばですね。最後に食べるとなると、精神的にも清めたくなると思うんですよ。そういう意味でもそばはしっくりくると思います。

地元で愛される味 B級グルメも大好き

― つくる方はいかがですか?

清水 料理は大好きです。どんなに疲れていても、台所で豆を水に浸すとか何かやってから眠りたい。そうすると落ち着くんです。

第47回 清水ミチコさん

― 得意な料理は?

清水 ありあわせの材料でつくる、いわゆる主婦料理です。冬は土鍋を使ったものが多いですね。土鍋があるだけで、食卓が豊かな感じがするんです。

― 和洋中でいうと…。

清水 和か洋ですね。最近、とにかく、みんな痩せたがるでしょ。こってりした中華には箸がすすみませんね。

― 甘いものはいかがですか。

清水 あんこものもケーキも何でもOKです。食べることは大好きですから。B級グルメもすごく好きで、名古屋に行くと「スガキヤの冷やし中華」をよく食べます。チープな味なんですけど、どこか懐かしい感じがして。

― ほかに地方の食べ物では?

清水 沖縄のソーキそばは、インスタントラーメンみたいですけど現地で食べるとおいしいですよね。それと四国のうどん、あれには本当に感動しました。

― 安いしね。僕も感動したな。

清水 「何玉?」と聞かれるのにも驚きました。みんなそんなに食べるんだって。地元に生きている味っていいですよね。

おしゃべりとピアノライブって面白い

― ものまねというと、昔は寄席でやっていましたが、清水さんの時代はどうでしたか。

清水 一度だけ国立演芸場に出してもらったことがあります。当然、落語家さんのステージですから靴を脱がなければならないでしょ。私なんかワンピースに靴下ですから、すごく心許なくって。

― 見ている方もそうですよ。

清水 間抜けな感じなんですよね。靴が人間にとってこんなに大事だと思いませんでした。

― こういう職業をやろうと思ったのはいつごろですか?

清水 ラジオの世界に入って、面白いと言われ調子に乗ってライブを始めて。しゃべった後にピアノを弾くと、すごく喜んでくれるんです。音楽って、人の心をホッとさせる効力もあるんですね。

― うまく出来たり、出来なかったりもありますよね。

清水 似てないんだけど面白い、似てるんだけど面白くない。どっちを優先すべきか。似てないし面白くもないっていう最悪なパターンもあるんですけど(笑)。

― 稽古や練習はどこで?

清水 ラジオの本番で試したりしています。あんまり稽古してできるわけじゃないですね、不思議と。

第47回 清水 亀蔵さん

― ライブなどのご予定は?

昨年12月に出した8枚目のアルバム「バッタもん」をひっさげて、4月から全国を回ります。ぜひ、よろしくお願いします!

(09年12月7日 東京・神田「尾張屋富山町店」にて収録)撮影/ STUDIO MAX 高橋昌嗣




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